ヒル

 

ヒルの「小比類巻くね子」。22歳 OL。

 

「ヒル」の一種です。大磯砂を敷いている水槽に採取してきたミナミヌマエビを入れたところ、いつのまにか紛れ込んでいやがりました。
念のために「プロホース」で底床の中を隅々までザクザクやりましたが、水槽に入り込めたのはこやつ1匹だけだったようです。

ヒルの仲間は何百といるようで、こやつがなんという種類なのか、ズブのシロウトの私に分かるはずなし。よって、同定は早々に断念。

 

見たとき「イトミミズか?」とも思いましたが、極端に太短くなる瞬間と、やたらと細長くなる瞬間があるので「ヒル」と判明。こやつは最長時で1センチぐらい。

 

<ヒルについての小考察>

「ヒル」だけに、昼間から動いている。
●比類なき優れた運動能力。
●何事も怯むことなく前進。「ヒル」だけに。
●昼寝も好き。
●「蒜山(ひるぜん)ジャージー牛乳」も好き。
●日ハムのヒルマン監督のファン。
●出張時の宿泊は必ず「ヒルトン」。
●将来の夢は「昼ドラの女王」。

 

 

ふつうに水槽を維持していれば、ヒルにお目にかかる機会は滅多にないでしょう。数年に1回あれば多い方かもしれません。
水草を自分で採取してきたり、そのへんで採取してきた水草を売っているお店で購入したりすると紛れ込む確率が高くなります。
水槽への侵入を防ぎたいなら、自分で生体を採取してきた場合は、それが水草であれ魚やエビであれ、やはり、きちんと点検してからにしないとダメですね。

 

 

基本的に肉食で砂の中にいるイトミミズや赤虫を食って育つそうです。水槽の中で魚やエビが襲われて食われる心配はまずないみたいです。
昔うちで日淡水槽をセットしたときに紛れ込まれたことがありましたが、ミナミや魚に何の変化もありませんでした。餌になるものが少ないからか大増殖したりもしませんでした。

よって、水槽の中にいて特に困る、というものではないでしょう。かえって水槽の中の生態系が安定するはずです。

ただ、私は水槽の中に入っていて欲しくないです。(-_-)

駆除する場合は、他の生体への影響を考えれば薬を使うよりも地道に底床掃除で吸い出す方が良さそうです。普通の水草水槽であればそうそう簡単に殖えないはずですし。

 

くね子ちゃん、グネグネ。

 


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