メーカーについての知識 00.12.12 01.07.08


 熱帯魚用品のメーカーについては、いわゆる老舗のメーカーと、泡沫のように現れては消えていくメーカーとに二分化しているのが現状ではないでしょうか。

 例えば、エーハイム社の作っている外部式密閉フィルターは、買ってから10年は軽く超える寿命がある、信頼できる商品です。
 他方、いい加減なメーカーの中には、効果のない添加剤を売ったり、ひどい場合は、「水草に害は有りません」と書いてあるのに水草が枯れる商品があったりもします。

(追記01.07.08)
 「有名な月刊誌に載っている広告だから」という理由で、メーカーの信頼度をはかるのは危険です。全国紙の新聞に載っている広告は、新聞社の独自の審査を一応パスしています(それでも全部が信頼できるわけではありません)が、アクアの世界では、なぜか広告を載せるのはフリーパスの状態のようです。
 毎月連続してカラーページで大々的に広告されている商品やメーカーであっても、その商品には謳っている効果が無かったり、ある日突然アクアからの撤退が決められたりします(=補修部品が入手困難になる)。

 ふつうならば、補修部品の在庫期間を自主的に決めていたり、撤退するならば相当期間をもった告知が行われてもいいはずなのですが、なぜかアクアの世界ではそんな最低限のことすら無視されています。

 また、効果のあらわれない商品を売った場合は、詐欺にあたると言っても良いはずですが、なぜか業界では問題にされないようです。

 加えて、いわゆる「PL法」、「不公正な取引方法」などに触れると言ってよいような行為が公然と行われています。

 この辺の知識は、市販の本にはなかなか本当のところが書かれていないので、アクアリストが開設しているHPで情報収集するのが一番です。

 このサイトでは、途中で嫌になって水槽を投げ出す人を少しでも減らし、アクアリスト人口を増やすことを目指しています。そして、アクアリスト人口が増えれば、いい加減な商品・メーカーは力をもったアクアリストから見放されて淘汰され、誠実なメーカーはそれ相応の投資ができるようになるはずです。そうなれば、アクアリストは今よりももっと良い商品が手に入るようになり、結果としてさらにアクアリストが増えると思うのです。これがこのサイトの最終的な目的です。

 まずは、私たちがしっかり見極められるだけの目を養い、いい加減な商品を買わないことが大切です!

 



HOME
 
BACK