設備する器具による違い(器具の種類) 00.12.08


 今度は、今までにみてきた、スタイルを決定する要素を、逆から見てみましょう。
 ここまでは、必要となる器具・設備を導く要素でしたが、逆に、自分が用意できる器具・設備からも、飼育スタイルは制限されます。

 ・たとえば、賃貸アパートなどの場合、メタルハライドランプを天井から吊り下げたオープンアクアリウムは難しいでしょう。
 別途、吊り下げるためのスタンドを購入しなければならなくなります。

 ・また、たとえば気密性の高いマンションの場合、オープン アクアリウムは結露の問題が発生します。
常時、エアコンなどで対応する必要にせまられたりします。

 ・また、たとえば中学生がお小遣いで大型ボンベ゙・レギュレーター・電磁弁・タイマーなどをフル装備でもつことも難しいことだと思います。

 このような問題は、水槽を買ってきてから泥縄式で対応を考えるのではなく、予め、自分の目指すスタイルを決める段階で、考慮しておかなければなりません。

 この「設備の問題」は、それぞれ代替の方法で、ある程度解決できるものが多いので、前もって情報を集めておきましょう。

 

結論;

 金銭的な制約だけでなく、設備できる器具によっても、自分の好きなスタイルが制約されることがあることを知っておく。

 



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