魚・水草の種類による違い(生体の種類と相性) 00.12.07


  自分が、「どうしても育てたい」という魚と水草の種類によっても、同居させる草や魚の種類そして飼育スタイルが、おのずと決まってしまいます。 たとえば、

・比較的大きくなる魚を中心に飼育するなら、濾過装置をオーバーフロー式などの、濾過能力が高くて手入れしやすいものにするなど、それなりの設備を用意しなければなりません。
 この場合、騒音やCО2の放散防止の対策が必要になります。

・あるいは、ディスカスを飼いたいということなら、ディスカスに合わせた高温飼育でも育成に問題が出ない水草を選ばねばなりません。レイアウトに使える種類に、ある程度、制限ができてしまいます。

・南米のアマゾンの水草を中心にレイアウトしたいと思っているなら、弱酸性の水で飼育しても問題の無い魚種に限られることになります。アフリカンシクリッドやレインボーフィッシュ、グッピーなどのグループは、飼育が難しくなります。

 初心者のうちは、このような条件・制約がなかなかわからないので、知らずにムリのある組み合わせをしてしまいがちです。

 そのような問題を避ける方法としては、

a. まず、本を見て、「絶対にこれだけは育ててみたい!」という種類を決める

b 次に、各HPの掲示板などで、その種類を中心にした場合の魚・草の組み合わせを尋ねる、というようにするのがお勧めです。

 

結論;

 魚・水草の組み合わせには、ある程度の制約がある。
 衝動的に購入せずに、「これだけは絶対入れたい」というものを決めてから、組み合わせを考えること。

 



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