水上部分も楽しむか(アクアテラリウム) 00.12.04


 水上部分も楽しむか、という視点で見ると、水草アクアリストは3つに分かれます。

ア) 水草の育成を水中のみで楽しむ
イ) 水槽の中に陸地部分も作って、水中・水上の両方で楽しむ
ウ) 水草を水上にまで伸び出させて楽しむ

 このうち、イ)のような水槽は「アクアテラリウム」と呼ばれていて、専用の水槽も各種市販されています。最近は、テラ=陸地部分に使用するための植物もショップに置いてあることが多いです。植物の水分補給のための専用の霧発生器も発売されています。
 このような水上部分を設けることで、自然により近いものが作れ、楽しみも広がります。

 ウ)を実現するためには、ふつう、天井から吊るすタイプの照明、例えば水銀灯やメタルハライドランプを用い、水槽の蓋を使いません。このため、「オープンアクアリウム」と呼ばれたりもします。「オプティマム アクアリウム」と呼ばれることもあります。
 このタイプの水槽では、水上に伸び出た草に、花がつくのを楽しむことができます。

 水槽を買いに行く前に、ぜひこの「水上部分」を作るかどうかを決めておきましょう。水槽はもちろんのこと、買い物のすべてにかかわってくるポイントです。

 

結論;

 水上部分を作るかどうかは、その楽しみ方が異なるだけでなく、何を購入するかに大きくかかわるので、予め決めておかねばならない。



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